キーボード上にある「ウインドウズ」ボタンを押下して出現するスタートメニューをカスタマイズする方法を紹介しよう。
WindowsXPでは従来のWindowsと同様の「クラシックスタートメニュー」を利用することもできるが、WindowsXP標準のスタートメニューの方が、各種ドキュメントフォルダへのアクセスが容易で、よく使うプログラムはデスクトップ上のショートカットなども含めて、一覧表示されるため、これはWindowsXP標準のスタートメニューがよいだろう。
まず、
左の画像のように、プログラムをスタートメニューに登録させる方法を紹介しよう。
コントロールパネルの、「タスクバーと「スタート」メニュー」アイコンをダブルクリックし、
「全般」タブを表示する。
「プログラムのアイコンサイズの選択」で、「小さいアイコン」を選択し、
「プログラム」 欄の表示するプログラム数を「0」にする。
好みのプログラムをドラッグ&ドロップで、スタートメニューに移動させればよい。
次に、スタートメニューの項目をカスタマイズしよう。
「「スタート」メニュー」タブを開き、「カスタマイズ」ボタンをクリックしたら、「詳細設定」タブでスタートメニューに表示する項目を、自分の好みにあったように設定していこう。
以下は一例にすぎないが、参考までに掲載しておく。
項目
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設定
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「お気に入り」メニュー |
OFF
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スタートメニューに項目をドラッグ&ドロップできるようにする |
ON
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「ファイル名を指定して実行」コマンド |
ON
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コントロールパネル |
リンクとして表示する
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システム管理ツール |
この項目を表示しない
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ネットワーク接続 |
この項目を表示しない
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プリンタとFAX |
OFF
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プログラムのアクセスと既定の設定 |
OFF
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プログラムをスクロールする |
OFF
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ヘルプとサポート |
OFF
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マイコンピュータ |
リンクとして表示する
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マイドキュメント |
リンクとして表示する
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マイネットワーク |
ON
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マイピクチャ |
OFF
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マイミュージック |
OFF
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検索 |
ON
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尚、「プリンタとFAX」をOFFにしているのは、メニュー化したコントロールパネルからアクセスできるからで、使用の頻度から考えても、メニューのトップレベルに表示しておく必要はないからだ。
「ネットワーク接続」もコントロールパネルからアクセス可能だが、ダイヤルアップ環境であれば、「「接続」メニューとして表示する」にしておくと便利。
最後に、
「最近開いたドキュメントを一覧表示する」のチェックを外し、一覧のクリアボタンをクリックしよう。
スタートメニューにプログラムを登録するなら、最近開いたドキュメントの一覧表示は不要である。
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